最近の北野武語録

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挑戦し続ける男、北野武。こんなにシャイでいい加減に見えて適当にやってそうな人が、実は凄く知的で文化度が高いと言う事に気づきました。この人が言う事にはちょっと感じるところがあります。最近見つけた武語録。ちょっと考えてみると方向性がつかめるはず。本も出版されるらしいので読んでみようと思っています。

「情報ってだれが出してるんだってことですよ。広告代理店はじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないとか、流れをつくっていくわけですよ。それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。その構図が格差を生んでいるのに気づいていない」

 「今の日本って、品がいいとか悪いとか言わなくなったね。おれらが子供のころは、そば屋に行列するとか立ち食いとかは恥ずかしいという感覚があったけど、今は、みんな立ってものすごい勢いで食べてる。どうしてこう下品になったか」

 「電車の中の化粧なんて、酔っぱらいの立ち小便と同じようなもんだけど、平気でするようになっちゃった」

 「貧乏を貧乏の中に封じ込めて、その中で金を回すという商売が多すぎるんだよ。服でも食べ物でも、安売りの品だけを買ってたり、安くて早くてという所に並んでばかりだと、絶対上に上がれないよ。3回食べるのを我慢して1回にしなさい。その代わり1000円のやつをゆっくり食う。服も同じ。昔の教育はそれを教えてたはずなんだけど」

 「映画の世界もひどいね。日本のアカデミー賞なんてのは、大手の映画製作会社の持ち回りだし、独立プロははじかれるんですよ。映画評論家も記者も、ときには悪口を書いたり、冷たいことも評論しなきゃいけないのに、宣伝したり、ほめる人間しか、映画会社は呼ばなくなっている。変な癒着があって、腐ってきちゃってる」

「Kitano par Kitano−北野武による『たけし』−」=フランスの日刊紙リベラシオンの日本特派員、ミシェル・テマン氏が5年にわたるインタビューをまとめ、2月にフランスで出版された。生い立ちやテレビ・映画論、交通事故のことなど、多岐にわたる内容。日本語版(松本百合子訳・早川書房)は7日発売。

FROM HONG KONG
by accostage-hk-jp | 2010-07-07 18:50
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